2006 06/06 21:02
小池房枝
おじゃましますね。おしゃべりさせてくださいまし。
ミネラルフェア、こまごまと小さな店が並ぶ一階とは別に二階には大物が。
例えば重晶石、砂漠の薔薇。行かれた方、ご覧になりました?
薔薇とはいえうぞうぞと1mくらいもあると既に可憐さからは程遠いのでした。
そんな中で、一番笑ったのが、感動したのが、三葉虫と13mの生痕化石。
生痕というのは、つまり、この場合には当時海底だった砂の表面に
三葉虫が這った痕が残っているもの。いまじん、想像してみてください。
たった一匹とその這い痕13m。およそ縦50cm×横13mの標本。
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彼or彼女orそれは何を思って13mも延々まっすぐに這ってきたのか、
摂餌行動だったのかパートナーでも探していたのか単なる散歩か
そして突然の悲劇。泥流。化石になるってそういうことですから。
あるいは、見方を変えれば掘り出した人。三葉虫部分を先に見つけたのか、
這い跡のどこかを先に見つけたのか、いずれにしても13m掘り出した人の
努力。労力。技術。判断。簡単な仕事ではなかったはず。
一畳分ぐらいもあるウミユリも、まるでお釈迦様が乗っていらっしゃる
蓮の花であるかのような美しい立ち姿でしたが、今年のミネラルフェアは
私にとってはこの13mが一番の思い出でした。sage
#折り紙、私も見ましたよー。すごいですよねー。