廃人がポツリとつぶやく部屋14[444]
2016 01/13 00:21
花形新次

その女アレックスを読み終えた。
2日掛からなかった。あっという間だった。
犯され、大陰唇、小陰唇、膣、クリトリスを
硫酸で焼かれた11歳の哀れなアレックス。
家族によっても他の誰かによっても不幸な過去から救われることなく
自らの意思によって全てを清算したアレックス。
変態監禁→連続猟奇殺人→悲惨な過去への復讐と物語が流れる中で
読者のアレックスに抱く感情も変化していくが
最後はアレックスに「よく生きてきたね、よく頑張ったね。」と
声を掛けたくなる。何とも不思議な小説だ。
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