雑談スレッド6軒目[512]
2006 01/18 16:33
佐々宝砂

「わかる」と「理解する」がどうちがうのかわたしには「わからなかった」ので、goo辞書をひきました。

わか・る 2 【分かる/▽解る/▽判る】
(動ラ五[四])
(1)物事の意味・価値などが理解できる。
「意味が―・る」「音楽が―・らない人」「英語の―・る人」
(2)はっきりしなかった物事が明らかになる。知れる。
「真犯人が―・る」「答えが―・る」
(3)相手の事情などに理解・同情を示す。
「―・った、なんとかしよう」「話の―・った人」

りかい 1 【理解】
(名)スル
(1)物事のしくみや状況、また、その意味するところなどをわかること。納得すること。のみこむこと。
「内容を正しく―する」「―力」
(2)相手の立場や気持ちをくみとること。
「―ある態度」「相手の心情を―する」「相互の―を深める」
(3)道理。わけ。また、道理を説いて聞かせること。
「義理ある兄貴の―でも/人情本・軒並娘八丈」
→理会
(4)「了解(2)」に同じ。

りかい ―くわい 1 【理会】
(名)スル
物事の道理をさとること。合点。
「人は自己の中にある理に由つて宇宙成立の原理を―することができる/善の研究(幾多郎)」

りょうかい 0 れう― 【了解】/ りやう― 【▼諒解】
(名)スル
(2)〔(ドイツ) Verstehen〕ディルタイの用語。文化を生の表現とみて、その意味を自己移入・追体験などによって共感的にとらえること。理解。

ディルタイの用語の「了解」は「わかる」とはやや違うような気もします。「わかる」という言葉には共感の意味(理解・同情)がややふくまれるので、そこはまあおなじようなものとして、どこがちがうかというと「文化を生の表現とみて」ってとこなんでしょうか。あるいはわたしはかんがえすぎ。なのかも。まあいいか。そろそろ晩ご飯のしたくします。
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