これは否定したい!6[244]
2012 08/17 09:10
佐々宝砂

>>243
>生きるということを肯定するよりも、死ぬことを否定することの方が人間の成長の起爆剤になる
それははっきり言って好みや資質の問題、あるいはその人の精神状態の如何で異なる問題ではないでしょうか。
ほめられて伸びるタイプだと主張する人は山ほどいます。
(私がそうだというわけではありません、念のため)
#少なくとも動物は絶対にその通りで怒るだけでは全く何も覚えません、まあこの話は「人間」の話なんで動物の話をもちだすのもなんですが、人間もまた動物ですから

んで二項対立自体の否定はいたしません。
少なくとも私の人生では二項対立がたくさんあって複雑にからみあっております。

また否定にはかなりのエネルギーが必要です(肯定にもまた必要です)。私のエネルギーは今現在かなり枯渇しておりますので、「死ぬことを否定」する気力がわきません。しかも常に自己卑下やら自己嫌悪やらに陥っておりますから、何かを否定しようとしても思いつくのは自分を否定するようなことばかりです。横道に逸れますが、いまの私は「事実でないことを事実として言うのはよくない」と言う気力はあっても「これが事実なのだ!」と言う気力はありません。「これ」が事実だという確信が持てないからです(すごく小さなことやどうでもいいことや常識的なことについては事実だと述べることができます。私にとって「事実」が存在しないわけではありません)。

こういう状況でどうにか生きてゆくには、小さな肯定にすがる他ありません。この小さな肯定は本当にささやかなものです。「見たい映画がある」「食べたいものがある」「とりあえずコーヒー飲みたい」「『人類は衰退しました』読みたい」「掛川花鳥園行くぞ」など。こういうささやかな願い(何かを肯定的に捉えた結果としての願い)を叶えるにはそれなりにエネルギーがいるので、いくらささやかな願いでも叶うとは限りません。それでもそういうささやかな願いは私はなんとか生かしているわけです。

とりあえず生きていないと成長はありません。

いろいろ書きましたが結局、奥主さんの言う、
>>239
>>僕は、人間を成長させる要因を「〜だけ」と限定してしまうことが、なんか気になってしまいます。(否定したいとは思いません。) 

なのかなあと思いました。私も、否定したいとは思いません。
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