「 女装娼年。 」
PULL.







「ずるいあたしより似合ってる。」ルージュに濡れたくちびる噛みついて。
秋の新色一足はやくおちんちんにあたしのなまえ書いてみる。


きみが寝てる間にそっと着けてみるブラジャーの神秘とぴんぴんのおちんちん。
薄目をあけてブラ着けたかれしに濡れるおまんことあたし。


混乱してるあたしより奇麗になったあなたに欲情してるから。


今夜はこれを着て鏡の前で後ろから犯してとセーラー服。
鏡の向こう学ラン姿のきみ犯すセーラー服のぼく見てる。


さようならおちんちんをつけたあなたそんな別れ文句も言い出せなくて、
スクランブル交差点あたしのルージュひいた娼年とすれ違うデジャヴ。












           了。



短歌 「 女装娼年。 」 Copyright PULL. 2008-09-28 00:15:50
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