これは詩ではない
でも詩ということにしとく
14歳万引きで警察に捕まって
3人のうち俺が主犯だと
引き受けて
それにはいろいろ事情があった
万引きでも相当大きいのだった
裁判所に ....
右のまぶたが痙攣している
右のまぶたが痙攣している
乱れて震えて
知らないあの娘と痙攣している
右のまぶたが痙攣している
右のまぶたが痙攣している
左のまぶたの由緒正しきその姿 ....
「これ以上何も要らないんだ」
似合わない無欲
ヘタクソな言い訳で自分を成り立たせてる
何を気取ってる?
その何かさえ未知のまま

情緒不安定
異国情緒溢れる思い出のあの場所
 ....
好意施したのなんて
そんなの単なる客としてだから
お前はタツノオトシゴでも食ってろ

と言われ路上に放り出される

曲がりながら伸びて行く道筋を
たどるナメクジですら
確固た ....
ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ....
今年こそ
サンタさんの お手伝い
したいと思ってたんだけど
まだまだ力不足
家にいるよ


雪の結晶



三次元の万華鏡

夜空のスクリーンに映し出す装置があるんだよ
 ....
語らないでいると
ケニアがある
暗闇の中
愛美が物語の続きをせがんでいる
言うなれば足だ
五本指のソックスで
地表が埋め尽くされていく
人に理由などないように
人であることに
理由な ....
ニューヨークの地下水路にはワニがいて
白い鱗で覆われたそいつは真っ赤な瞳をギラギラさせていつも獲物を待っている
だからニューヨークじゃ死体の処理には困らない
マンホールの蓋を開けてそこに放り込ん ....
冷たいアクアリウムの床は濡れていないのに濡れた色をして
あたしたちの足音を消してゆく
透明な嘘の輪郭に包まれた
透明に眠る魚たちの呼吸は泡となり嘘の空へと昇る
あたしたちはぴ、ぴとその輪郭を辿 ....
電話を鳴らしても出てこない
呼べど叫べど来ない風景
あの景色を見たい
写真より広く範囲を捉え
動画より物を捨象する
この目で構築された世界を
浴びながら景観を走りたい

電線が感覚だけ ....
戻れない時間に眼をこらして
お前は明日への抜け道を探そうとしてる
新しい場所へ踏み出す勇気が無いんだろう
明日がいつかの焼き直しみたいになっちまうのは
紛れも無いお前自身のせいさ
 ....
ランチのあとについてきた
小さなニューヨークチーズケーキに
君は幸せそうな顔をしてた

コーヒーの苦みを
よりいっそう素晴らしく思うのは
君が喜んでいるからかな

 鏡の中 はしゃいで ....
 君はぼくのベートーベンの人だから シューベルトの子守唄聞かせて



  照れたときいつもより二音高いファの音で笑うあなたとハモる ラ



 この部屋、星がきれいに見えるねとは ....
いまとても
しんみりしたい
かなしいうたをきいて
むねがくるしくなって
きみをおもいだして
なみだをながしたりしてみたい

いまとても
しんみりしたい
ひとりぼっちになって
ま ....
ゴッホの油彩みたいに空がゆらめいて
皮膜をはったようにざらり、と世界はみえにくくなっている

見えにくくしているのは私の自尊心か
それとも、知識の欠落か。
黒い俗を好み
桃色 ....
あなたは いつもコトバを研いで

いったい何を斬ろうとしてるの

愛してる人に愛されてるだけじゃ

あなたの ココロは満たされないのか

 嬌声を どれだけ
 浴びたなら
 僕 ....
社会を うまく泳ぐコツは 凡人になりきること もし仮におれがカボチャになったらどうする?煮物か天ぷら?だよね同感。 平安に
 三十一文字の 蒼宇宙

  君とつながる 回路をさがす
  

 ターテンは
 両足が不自由で
 下半身と両腕に
 ギプスのような器械を
 つけていた
 本名の達野公彦と呼ぶ者は
 誰もいなかった
 みんな彼をターテンと呼んだ
 ....
さようならのかわりに
しあわせのかずを
かぞえてくださったなら
さいわいです

きおくのぺーじに
しおりていどに
はさんでくださればけっこうです

いつかなくしてしまっても
それは ....
厨坊のノートの切れ端に書かれた青臭い言葉
私が拾い上げたらネ申になる
もう人間の女はイラネ
モリタクじゃないけれど思うの
「オタクの帝国、悟りは開かれた」

歌わせて
(愛のメロディ)
 ....
という、会社からのアンケートがきた




匿名で書けるから

日頃から思っていることを好き放題書いてやった



  業務多すぎ (#゚Д゚)ゴルァ!!

  ....
あ、あー

本日は晴天なり

未来を励ます晴天なり


朝から鱗雲が光ってら

天高く馬肥ゆる秋

わが家に男子生まれる


あ、あー

本日は晴天なり

未来を励 ....
「死にたい。」なんて云って本当は生きたかった



knife



ナイフを汚した血の文字で書いた其の思いは
誰も傷付けたりしないし
ナイフから零れ出した真っ紅な液体、其れは
 ....
産まれたのは透明な冬
冥王星のなまえをもらった



彼女は海に飛び込む
後姿は蝶の背骨
白い指で息を止めても
朝はきっと来ない
細い髪がやわらかくゆれる
スローモー ....
仮想世界の猫は
煙草をくわえて
色づきの悪い空
ばかり見ている

裸の水色人形は
壁に視線を向け
半永久的幸福を
指に感じている

依存的治癒音楽
による不治の病
鳥の音が橙色 ....
老夫の胸に
長い間蓋を閉じていた
遠い日の戦  

時折今も夢に見る
モノクロームの場面 
白飯を掻きこんだ後 
張り詰めた空気の部屋で 
就寝前 
心細く母のことを語らいながら 
 ....
アンナは有名な画家の娘。
幼い頃に母親を亡くした彼女は
父親の仕事を邪魔しないように
野花や虫達と会話しながら遊んだ。
それでもアンナは幸せだった。
ある時父親に連れられてやって来た
アマ ....
僕が見れない、世界。

素敵ですか?
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