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雪が散り舞う

気の遠くなる場所から

此処まで君らは降りてきた

君らが人間なら

乾杯といきたいところだ


どうやって来たんだ、

重力で来ました、

途中大変だっ ....
ぼくたちはやっと

愛について話しはじめるのだった


ここまで逃げてきたけれど

観光地のように

あたりまえのように

ここには普通の日々がながれていた


ぼくはきみ ....
冬の日の午前

ちょうどそのくらいの影や音

たいせつなことを

たしかめるための明るさは

冬の日の午前

ちょうどそのくらいの影や音
オレンジは青で汚れている

影絵のような駅舎をすぎる

夕暮れはだれかのカルテだ


西方の空が

光ではないもので

輝いている


オレンジは青で汚れている

影絵のような駅舎をすぎる

夕暮れは ....
翌日は温かだった

陽だまりは

哀しみのひかりだ


冬の夜が

音を立てています

雪のあと

月や星ひかります


翌日は温かだった

陽だまりは

哀し ....
寒いねって、つぶやいた

Fw:寒いねって、返ってきた


あなたの膝のうえで

まんまあるくなった


温かいねって、ささやく

温かいねって、返ってくる
地下をめぐる清流

宇宙から撃たれた


偽りのテーブル

その支配を暴く


我々を去来する

天命が凍りつく


地下をめぐる清流

宇宙から撃たれた
   という音は

もう

名前じゃない

でも

実体じゃない

呪文のようなものだ


   という音は

ぼくらを

切なくする、熱くする


   とい ....
女は生きるのが恐いと言った

俺はこんど裏切ったら殺すと言った

女はふるえながら俺のしたで泣いた

俺には女がイクのが分かった


愛しているよ、

あたしのなにを?

離 ....
使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが自然とでる


人生は収集の場ではない


使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが ....
華やかなのは

時代ではなくて

なあ、おまえ

今どうしている

青い影を歩くのか


友よ

夏の日の葉裏よ

秋の日のコンビニよ

冬よ

春の夜のセックス ....
朝日はしんせんな夕日だ

地上がぐるんとまわる

そのパトライト、警告灯


煙りをあげる化学工場のうえに

クレーンが首をもたげる造船所のうえに

オレンジがかっと屹立している


朝日はしんせんな ....
夜を走る

それは

夜のあいだに

移動するということではない

それは

夜そのものを

移動するということなのだ

夜を走る
星は散ってもいないのに

散っているようだった冬の月

知らぬまにまるくなっている

星は散ってもいないのに


ゆきずりの夜のまえ

スペイン料理のそのあとに

女が誘う、 ....
吹き上がる

地下鉄の風

はずしたネクタイが

飛ばされる

それをつかもうとして

右手が顔をぶつ


蛍光灯の白が

やさしい色のように

ぼくらを均質にする

それが不快だ


吹き上がる

 ....
あのころ

小学校五年生だった

少年少女たちが

まわりにはいっぱいいた

みんな同い年だった

同い年ばっかりが当たり前にいた


いまもう彼らは

38か9

 ....
とってもちいさい○をかいた

くもりガラスにゆびでかいた

やさしい忍者になりたかった

たたかうけれどやさしい忍者


時代は引き継がれ

さよならは

ふたたび巡り会う
 ....
紅葉は

いのちを透かしていた

紅葉は

金属の錆びのようにも見えた

いのちは

金属の錆びではないのに

ぼくの心は
闇にうまれた水滴

   。

 。
      


   。


  。


音階があるならば

   。

 。
      


   。


 ....
宇宙の闇に

希望のようにあいた

かすかな鍵穴

くり返される旋律

クレッシェンド

哀しみとは

そういうものなのだ


最愛と別れることのない

時代

 ....
瑣末な日常が、疾走する。

その調べは、幻想。

切実な言葉が、疾走する。

その影像は、幻視。

それじゃあ、バイ、バイ。

傷するまえに、ね。


透明な。

哀しみ ....
四国の夜

ひっそりとしています

ひっそりとしているのは

夜ではなくて

わたしなのですが


宇宙のどこか小部屋から

その魔法なら知ってます


四国の夜

 ....
クライヨル

あやまりたい

星空も曇る

抱きしめられる

ダカレテイル


きみの影

ほぼ最悪の未来のように

きみの頬

ただ最愛の肉片のように


ク ....
きみはくれたね

かすれた透明な声

リズムとはちがう音楽

出会った日には

震えたふりをした

こころとはちがう不倫


雨のつぶが

満天の星のよう

なにか始 ....
あ、あー

本日は晴天なり

未来を励ます晴天なり


朝から鱗雲が光ってら

天高く馬肥ゆる秋

わが家に男子生まれる


あ、あー

本日は晴天なり

未来を励 ....
疲れたときには

なにをしたらよいのでしょう

だれに聞いても

オレは素直になれないだろう


生きてゆくことの意味を

あたまの中でくるくると考えています

小さな願いご ....
永遠に

きみの唇は光って

そこにいる

恋をしている


ぼくは親切になる

首をまっすぐに

遠いしたを見つめて

肩も足も

ひとりじゃ動かない

  に ....
もうあれから恋もしていない

ただあれから逃げるようにして

地球といっしょに回っている


うろこ雲の大群が

冷たく白く

宇宙の底に広がっている

それは地球の

丸みのようにも見える


もう ....
木犀が息をする

星が散らばる

中天に傾く

オリオンを探す

あっちが南か

僕は独りだ


夜はとめどなく

秋の透明な孤独を

人はとめどなく

見えない ....
未来とは

刹那の最果てのことである

未来とは

刹那のはじまりのことである

未来とはつまり

現在、という

この一点に包含され

現在、という

この一点を包含 ....
小原あきさんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(113)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
旅の杯- 吉岡ペペ ...自由詩1408-2-29
天国- 吉岡ペペ ...自由詩708-2-24
しずかな光- 吉岡ペペ ...自由詩508-2-18
夕暮れを通りすぎる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...608-2-14
陽だまり- 吉岡ペペ ...自由詩708-2-12
Fw:寒いね- 吉岡ペペ ...自由詩508-2-7
宇宙から叙情の清流が- 吉岡ペペ ...自由詩108-1-30
_- 吉岡ペペ ...自由詩208-1-27
何処へ- 吉岡ペペ ...自由詩108-1-20
別れ- 吉岡ペペ ...自由詩208-1-17
青い影- 吉岡ペペ ...自由詩508-1-13
朝日- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...208-1-11
夜を走る- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-12-31
散ってもいないのに- 吉岡ペペ ...自由詩307-12-28
地下鉄の風- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...207-12-18
教室- 吉岡ペペ ...自由詩307-12-14
やさしい忍者- 吉岡ペペ ...自由詩307-12-11
紅葉の心は- 吉岡ペペ ...自由詩207-12-1
水滴- 吉岡ペペ ...自由詩707-11-16
哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩207-11-15
瑣末な日常- 吉岡ペペ ...自由詩207-11-12
四国の夜- 吉岡ペペ ...自由詩407-11-7
あやまりたい- 吉岡ペペ ...自由詩407-11-7
雨のつぶが- 吉岡ペペ ...自由詩307-11-6
本日は晴天なり- 吉岡ペペ ...自由詩407-10-31
疲れたときには- 吉岡ペペ ...自由詩107-10-29
人生の沿道- 吉岡ペペ ...自由詩307-10-28
地球といっしょに- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...407-10-23
木犀の息- 吉岡ペペ ...自由詩307-10-18
未来- 吉岡ペペ ...自由詩407-10-10

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