長き夜夢とはぐれし独り身の思ふ彼方に誰の寝るらむ

長き夜の闇埋める雨降りしきる木々の葉耐えて庭も眠らじ

長き夜待つは静かな夢なれどなぜ鳴り止まぬ不安の鼓動
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから


くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ

つつがあるちょこっとかじるチロルチ ....
あなただけ魔法にかからないみたい私のことを好きと言うから 昨年はシーツを抱いて見上げてた花火大会雨天で中止 万華鏡がはじけたようにピアノ弾く夏の夜には花火のピアス ひとしずく、落ちて夜明けを目覚めゆく{ルビ希=ねが}いを祈りを君の瞼に


白い鳥ふいに飛び立つ{ルビ海岸=うみぎし}に遥かな時をひとを忘れる


また夏に帰ってゆく旅誰もいない駅にまどろ ....
正しさを振り回して攻撃するな自分でやれと正しさがいう


ゼムクリップのゆるい縛りで強さよりは声かけて離れて声かけて


「嫌だ」を公開処刑で奪い去る 少女のそれを無視した罰で
 ....
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ 波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも 燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙 人差し指 小さな掌で掴み 握り返すとまた強くなる

散らばったおもちゃの端を甘く噛み 濡れているほど好きの順番

もうすぐ産まれてから半年になる 新しい歌また覚えたよ

眠る子の顔を真上か ....
わあわあと脈略のない会話の後すとんと眠る君羨まし

悪夢でも構やしないと待ちわびる瞼を閉じてじっと堪えつつ

からからに渇いたのどを潤しに台所立つ顔青白く

そのままに今朝を迎える覚悟なく ....
煌々と灯す深夜の罪悪感世界を敵に回した気分 猫見知りする猫のこと草のことなどを束ねる点滅信号


ノスタルジアへの切符は枯草色、少女と猫にだけ売られる


めくるめくつなぎ目の芽よその先にそっぽむく猫のしっぽはシグナル

 ....
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身 雨宿りしてる美人に配る傘開けば俺のメールアドレス 眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる 愛してる愛してるって歌うほど僕の知らない君が詠む歌 みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある 子規の本読み散らかして柿喰んで出家したしと死にたきを言う それぞれのはなしのはなしきまぐれにとり散らかしておりまして


鱗雲やきつきすぎて目からうろこくもって、そら、あきがきたらしく


まっさらなノートの白にたじろいでやれることすらで ....
夕闇の気配感じている身体足早になる冬の帰り道

情報が溢れる世界渦になる翻弄される人々がいる

春になり遠出しようか考える空想すればするほど楽しい

有名な人達の絵が飾られて切り取られてる ....
順位のない星占いの English 誤訳しないで誤読してみる


90度で固定された視界からチラシのようなありふれた空


袖口の緋色の染みに宿るX 左手と眼と記憶を喰った

 ....
君渡す 海の音色に 目をつむり
青の記憶を 刻み込む
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス 天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン 机ごと持ち上げてみて外側でわらってみせて「創世記だね」


あたらしい季節になって全身のくうきの替わる窓のあること


この星のすべてのテレビが壊れてもだれも困ってくれないのなら


 ....
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした 新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
長き夜 三首森川美咲1*14/9/26 4:54
79円阿ト理恵7*14/9/26 0:31
あなただけ魔法にかからないみたい私のことを好きと言うから北大路京介614/9/24 20:15
昨年はシーツを抱いて見上げてた花火大会雨天で中止114/9/24 20:15
万華鏡がはじけたようにピアノ弾く夏の夜には花火のピアス314/9/24 20:14
ひとしずくの夜明け[group]石瀬琳々4*14/9/24 14:07
嫌だ深水遊脚4*14/9/23 8:32
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ北大路京介314/9/22 18:22
波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも314/9/22 18:22
燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙214/9/22 18:21
うちの子のうた中村 くらげ4*14/9/22 0:32
夜明けに 五首森川美咲3*14/9/21 5:51
煌々と灯す深夜の罪悪感世界を敵に回した気分狐ヶ崎014/9/21 3:13
猫と信号機阿ト理恵4*14/9/19 21:56
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身北大路京介414/9/19 0:55
雨宿りしてる美人に配る傘開けば俺のメールアドレス014/9/19 0:55
眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく214/9/19 0:55
リモコンを隠す妖怪ざまあみろ接着剤で固定してやる414/9/18 0:53
愛してる愛してるって歌うほど僕の知らない君が詠む歌214/9/18 0:52
みゆきしか流れぬバーに色あせた飯島愛のポスターがある414/9/18 0:52
もっぷ214/9/17 20:46
さよなら鉛筆、トンボ印のちびた秋 阿ト理恵7*14/9/16 21:30
情報夏川ゆう014/9/16 8:56
空の葡萄深水遊脚6*14/9/15 11:15
晩夏狐ヶ崎014/9/15 3:47
金で買う愛の途中で飲む酒と昭和歌謡のジュークボックス北大路京介314/9/15 0:35
天井のファンは回っていないけど黒い天使はゆっくりスピン214/9/15 0:35
PLANET NEWS LEVEL 7ことこ3*14/9/12 21:50
バブルバスにドライアイスを入れたのが魔法使いの一歩目でした北大路京介214/9/12 0:30
新しい扉を開ける左手に誓いの指輪キラリ輝く214/9/12 0:30

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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