ピンクのはあと
ピカピカはあと
ドキドキはあと
いろんなはあと。
あおいはあと
きいろいはあと
きみどりはあと
むらさきはあと
とっても すてき
でも
あい ....
080731
7月
おそらくそれは
無理でしょう
声にして言ってみる
ひとりごとのような声が漂って
少し狼狽える
神奈川県横浜市青 ....
どうしてビッグスクーターに乗ってる連中は爆音でJ-POPを流すのだ?
別に、騒音がどうとかご近所迷惑とか、そういうみみっちぃ話じゃないぜ。
邦楽は糞だから洋楽を聴け、なんてへたれた話でも ....
噛まれても突かれても
果ては飢えても
死なないと思っている
彼は(彼女は)まだ
まだとても幼いから
四角いビーカー
未開の白浜
硝酸の夢の中に落とされた二人の両顎
....
俺は冥王星からやってきた
この地球に派遣された派遣労働者だ
とかく地球は理不尽だ
どこの会社でも俺の存在はぞんざいに扱われ
何度も解雇されたらい回しにされた
俺はそのたびに自分に言い聞かせた ....
てゆーか旅と言ったら死体を探す意味で
凪いだ東京湾の沈んでいるヘドロとか
晴海の奥の草地に放棄されている冷蔵庫の中身に十字架を切る
みたいな
永遠に浮かぶことのない人たちみたく
あ ....
真夜中に子供は眼を覚ます、
覚醒する、息を止める
父親も母親も
今日はもう眠りについていた
いつもはもっと遅くまで
呼吸を荒らげているというのに
しん、と耳の中でなにかが残るような気が ....
愛が欲しいの寂しいの
ウグイスは鳴いたの
春が来たんだねと人は耳を澄ましたの
愛が欲しいの寂しいの
ウグイスは毎年鳴いたの
綺麗な ....
好きな女の子に手紙を書いた
言葉足らずじゃ困るから
コンドームを同封した
もちろん、その気があっての事だ
しばらくみかけない日が続いて
ひさびさに廊下ですれちがったら
....
優しい手に言葉は潰され
汚れたような日々は拭えば溶ける
ひとつの言葉を持たないわたしは
凍りついた喉を震わせ
通じることのない音を立てる
お話にならない文字はだれにも伝わらない ....
あなたはまるで
矢を放つ前の弓のように
身体をしならせ
水平線を見つめている
遥か遠くの波間では
違う色の青を背負った海鳥が
白くひるがえりながらたわむれている
大きく息を吸 ....
わくわく
ぷくぷく
ころころ
まろまろ
ぽんぽこ
でこぼこ
どってん
しゃらん
ぽりぽり
ゴッツン
ぷかぷか
ズンタン
なぁ もう時間だよ
涙を拭いて そろそろ支度をしてくれないか
そんなにキレイにならなくて良いから
今日だけは 今日だけはぼくだけのきみでいて
ああ きみが遅いから またぼくの足が ....
幼い日の
みんなの
ひとり
ひとりの
それぞれの
顔が映っている
あどけない
いろんな
表情だ
夏の
日差しにも
寒い風の中でも
みんな
まぶしく
輝いてた
....
私の気持ちに
気付いてください
ときめく
この心を
受け止めてください。
あなたのことが
知りたい
私に
もっと
もっと
気付いてください。
はじめるために
終わっても
終わるために
はじめてみても
それはいつも旅だった
ひとつの解釈は
限られた扇風機の
機能のひとつに
はじまりを確信する
はたしてそれが
....
書かなきゃいけない感謝のこころ
それを邪魔する怠けのこころ
口先だけの気持ちじゃないんだよ
でもきっと怠ける心に負けた感謝は
あの人に、感謝に答えることを怠けさせる
それ ....
{引用=月夜の{ルビ泡沫=うたかた}
ひらいた辞書に
針をおとす}
夜の端を
そっとめくると
月は
その裏側で
輪郭をにじませる
言の葉は
月影を背負い
蝉時雨の風と
果 ....
虹色の雲を見ている
水気の多い風が肌を撫ぜるから
夏の木陰で光のなかを見る
まぶしいほどの光量が影を真っ黒に染めている
冬の薄闇よりも一層黒いのに
その闇の黒さは目に見えるのに
水 ....
(1)
掛け声と干物の臭いに押し流されるようにして
昼下がりの賑やかさに身を委ねてみる
所狭しと商品の並んだ店先を覗けば
一見かと値踏みする手練の客あしらいに
思わず半歩後ろへ下がりつつ ....
ドラムのように
時をきざみ
ギターのように
時をかざり
今を歩いてゆく
今を走ってゆく
皆で泳いでゆく
皆で助け合って
血と血の約束
静寂の時
時間をかけ
宝物を取りに行 ....
それは昨日
天空に雷神様がおいでになった
天の太鼓が打たれて
黒雲が湧きたち
夕刻から雲の間を稲光が走りだした
空が大きく大きく息をして
轟音が街 街にとどろいて
夕餉が済み
....
音が耳に飛び込んできた
窓を開けただけですぐ
世界の動きがわかる
工事してビルを造る
飛行機の飛ぶ
車の徐行して走る
子供たちの笑う
烏の飛ぶ
自転車の走る
人々の話す
犬の吠 ....
雨の終わりの無数のうちの
ひとつは残り 無数は去る
雨の終わりはつづいてゆく
午後が午後へ差し出す傷
土にこぼれ
土は黙る
封じ忘れた光から
誰も通らぬ道がの ....
スプーンみたいに丸い
タンクローリーの背中に夕日が映っている。
運転手は気づいているだろうか。
路上でヒッチハイクしている神の存在にも。
(中指を突き立てている奴がそいつだ)
捏造した交 ....
今日のぼくはからっぽだ
なんにもない
誰かがぼくのなかで叫んだら
こだましてしまうくらい
からっぽだ
だから
何かで埋めたいんだ
満たしたいんだ
言葉がほしいよ
音楽がほしいよ
快楽もほ ....
雲ひとつない
真っ青な 空
広大だ、
仰いで
シャッターを切る。
現像すると
蒼い、 蒼い、
折り紙になった。
人は私のことを哀しみと呼ぶ
人は私のことを寂しいと言う
なぜ?
なぜなの?
私は常に一艘の小舟
緩やかな波に揺られながら
月を友に夢など語 ....
果てしない快晴の空
意識をずっと高く高く昇らせて
その先にある宇宙の広がりを
想ってごらん
無限のように広がる宇宙の
どこかに僕たちの帰る場所がある
未来も過去も
もしかした ....
あなたの心のいろは
なにいろですか
かわいらしい桃いろですか
さわやかな青いろですか
情熱のある赤いろですか
わたしにはまだ
いろがありません ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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