痛みに耐え切れずに
力を入れる
苦しむ
辛い

ピーヒョロヒョロ
{ルビ鳶=トンビ}が関係なく旋回している。
ダイコン畑に
農夫が一人

突然の大雨
鳴り響く雷
稲妻が走る
 ....
春が白く垂れこめている
足元には名前を知らない薄紫の小さな花が
風に揺れている

一緒に
何処かへ行けると思っていた
何処へか はわからないまま
僕らは二人して歩いてきた
だけどもう  ....
いやはや金がない
なぜこんなに金がないのか鑑みると
まず第一に収入が少ない
老人ホームの夜警のバイトだけだと
ほとんど家賃光熱費通信費その他で消える
消えるっていうか足りない
それからヤフ ....
来たるべき季節に
新たなる幕を拓き

歩み来た道を
一つに重ね合って

喜びを、風のなかで
辛いことも、屋根のしたで

分かち合える喜び
最高の契根
雨音に紛れ、扉が僅かに軋んだように思えた。
母親がこまめに掃除しているのだろう。
微かな埃と日向の匂いがする。
雨粒。雲を縫うこどもたちの声。坂道を駆ける軽い足音が風に乗り、ガラス戸を揺らす。
 ....
世界が私の選択次第で滅ぶとして
いやはや私がなにをしようと
いつか滅ぶことはきまってるんだが
世界とあなたとを天秤にかけたら
世界のほうがもちろん大切なはずである
まったく信頼おけないあほー ....
ビールって味が濃いね苦いねと
感じるようになったら
あんたはもう
おしまいだよ
でなきゃ
まだはじまっていないんだ

発泡酒
その他の雑酒
ビール風味のリキュール

いろいろある ....
朝起きて
朝食もそこそこ
新聞開らけば
頼んでも無いのに
暗い時代が
飛び出して
今日もスタートで
躓いた気分


思えば
暗いの明るいの
今日も昨日も明日も
会社でも学校で ....
正義の名の下

人々が集い
声高らか叫ぶ
我は正義也!


街を歩けば
我は正義也!


テレビを点ければ
我は正義也!


ラジオを聴けば
我は正義也!


 ....
               090427

アマが駆ける
  アマが
山の端に
月が出て
物語を始める

悠久の時を
お椀に装って
しゃなりと
口に運ぶ
運送屋のフデさん ....
 
 
辛いね
ルーばかり食べるからよ
微笑んで
きれいにバランス良く
カレーを食べている
君と違って
ごはんばかり残してる
自分の皿を見て
恥ずかしくなる
子供じゃないんだから ....
橋から眺める桃色の桜の道も


光を揺らす透き通る青い緑たちも


隙間なく滴る薄い藤も


きらきらと跳ね返る川の音も


さわさわと奏でる薄い紺色の空も


君に見せ ....
なんですかこれは
腐りかけた肉です
腐りかけじゃないですよ 腐ってるじゃないですか
すみません
腐った肉なんてダメですよ
そんなつもりじゃないんですけど
そんなつもりってなんですか どんな ....
だきしめて、とねだる
息がとまりそうなくらいに
だきしめて、とねだる

まっくらなよるのなかに溶けていく
指もくちびるも言うことをきかない
意識や計算のおよばないところで
このまま消えて ....
自由詩とは言いますが


何もかもに縛られて動き出した詩


自由ではありますん


屁理屈だらけの私の心


求めてる物は見失ったまま


出て来る前に気が散って

 ....
浴槽で
あかい金魚が泳いでる
と思ったら、
自分のちでした。

ハローハロー。今月もよろしくね。
いててて。
ぎらぎら光る夜の街
 
ガラスに映る私は
愛された女の顔をしていた
 
いつの間に
大人になってしまったの
 
叫ぶ子供の私は
染み付いた人間の匂いにむせた
 
この口も
この ....
最後の雪のように
ねじまき時計の稼働音が降り積もる夜中
俺の右目は殴り書きのように
充血して僅かに傷んだ
水面下の憤怒を何度滅ぼそうとしても
胃袋がこむら返 ....
君を吸って
僕は大きくなる
 
昔の記憶が
もしあるならば

血液に混じる
他人の匂い
 
君の記憶が
鮮明に蘇った
 
純白の遺伝子
どこからどこまで
僕を染めるのか
 ....
心の中に灰色の部分がある

それがどうした
生きてるんだから仕方のないこと

違うのかな


どこまでも澄んだ青色の空と
真っ白な鉄塔のコントラスト

それをきれいだと思うのは
 ....
涼しげなアルゲ・バムの遺跡も
――今は、もうない。
たとえビールや焼酎を十杯飲んだって
大酒豪のこの俺だったら、
酔っぱらったりはしないのだけれども
渇いた唇が泥の水を啜り、
若者は全裸に ....
 
春が死んでいた
花びらもない
あたたかな光もない
ゼニゴケの群生する
庭の片隅で

地軸の傾きと公転は
果てしなく続き
生きていく、ということは
傲慢な恥ずかしさの
小さな積 ....
ケルトの白馬のように
ナスカのハチドリたちのように
空を巻き込むように
海と陸とで波が白いよ

空は空で
海と陸とのあわいをも
可笑しく見つめているのだろう
きっと今もいつも

国 ....
いろいろなものに唆かされて
波は
いつも
陸にかけあがりたい

風や月や
海そのものの呼吸に押されて
潮目ごとにかけあがる波

砂浜に描かれる
貝殻やサンゴの帯

波が運べるも ....
 指先でたどる
 過去の先端
 二股にわかれ
 ぼろぼろに
 とけるように
 消えていく

 しなやかで
 なだらかな鼓動が
 指先から
 血管にひびく
 
 わたしは明日に向 ....
まぶたを閉じると幾重ものプレパラアトが幾重もの君を幾重にもして
毎晩夢の中へ押し込んでくる
光など もう射してはくれない道を歩く 
凝視したってみつからなかった
君はとても軽薄で精子しか私 ....
がやがやと騒がしい声 
私の部屋は 
あの人やあの人やあの人たちといった
懐かしい面々でいっぱいだった
酒が入り 積もる話に花が咲き
まるでずっとそうしていたかのように
ずっとそん ....
あなたは随分遠い所に住んでいるんですね、
どこ?
あなたがどこに行きたくても、俺がそれを知ることはありません。

>いつだって世界は、ちっぽけで
人間だけが大きくて
だから世界は僕一 ....
カーテンに
風がそよいでるけど
時は止まって
ネオンが見え隠れ

微生物のかくれんぼ
日光で地面から
わきあがって
みーつけた、が
壁に跳ね返り
こだまあそび

夕映えが侵入す ....
本を読みながら
封印のように
しおりをはさむ
思いが
揺らがないように

感動という声が
一瞬聞こえ 打消す
失語したわたしに
感動の言葉はない
劇的なこと
思ったこと
全てが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
轟き至るペポパンプ5*09/4/27 12:48
別離の詩[group]塔野夏子2*09/4/27 11:17
執心udegeu...109/4/27 10:27
契根(ちぎりね)邦秋2*09/4/27 9:17
帰省佐々木妖精10*09/4/27 7:23
拝啓 非カフカ氏佐々宝砂309/4/27 4:51
町には今日も灯りがともる3*09/4/27 4:45
飛び出す絵本三之森寛容7*09/4/27 4:05
流行の服4*09/4/27 4:02
アマあおば4*09/4/27 2:10
ランチタイム小川 葉309/4/27 1:23
不発気味の空伽茶309/4/27 1:18
腐肉フライト失敗サトタロ509/4/27 0:54
だきしめて、とねだるyucat209/4/27 0:45
リビング伽茶109/4/27 0:40
憑きの物つゆ3*09/4/27 0:39
帰り道チェセロロ009/4/27 0:35
真夜中はエンド(リプレイズ)ホロウ・シカ...009/4/27 0:22
アメーバの記憶チェセロロ009/4/27 0:14
灰色の心とゆでたまご009/4/26 23:02
死の街atsuch...5*09/4/26 22:58
ゼニゴケたもつ1509/4/26 22:39
砂漠の中の砂時計/海岸前線Ⅰ海里309/4/26 22:33
砂漠の中の砂時計/海岸前線Ⅱ209/4/26 22:16
『眠る前』あおい満月4*09/4/26 22:10
目蓋沸騰寸前夜或る女の子109/4/26 21:49
煙のように009/4/26 21:38
恋と吐き気キタノ109/4/26 21:37
日曜日の体育館ゆうさく009/4/26 20:16
しおりフクスケ109/4/26 20:01

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