明日去って、明後日
どこ切っても切っても
異なるのは切手のデザインだけ
よく見たらこの切手も相似の集まりだった
優れよう突き抜けようと息巻いても
筆跡まで似通ってしまうぼくら
誇るべき教育 ....
ああ
やはり自分を大事にできないと
ダメなんだなと
甘いものは好きなのにね
あるっコールも
。。
あるっこーるってなんだ?
なんだろう
ほうっておくと
色んなもの倒れてく
自然と自ら
ぱたんぱたんと
細やかな音立てて
逆さまのまんま立って居る
蓋口だけ青く鮮やかに
透明側面の湾曲し
す ....
人柱は今もまだどこかに埋まっているだろう
切腹をして内臓を取り出したり
斬首刑
エキセントリック
今の時代の死刑も
未来から見たら
風習は形を変えながら
人間の精神に寄生する ....
今、ボクは君の心の中の
景色を散策する
淡いピンクに
染まる君の心は
ココチいい愛を感じる
淡いブルーに
染まる君の心は
爽やかな愛を触れる
淡いイエローに
染まる君の心 ....
鈍い感覚に息をつがえて
とおく とおくの あの子のもとまで
運命みたいに飛び込んだ!
忘れてた ぼくは 最後の神さま
糸がほどけぬ わずらわしい子
黒い掃き溜め 虹色のはね
青輪光の ....
葬儀を終えたあと
母が腕の中に抱えた父の真新しい骨壺が
カタッ・カタッ。となっている。
黒喪服に身を包み
草履をつっかける母の歩調と重なって
(すまない。すまない。)と
泣いて ....
神さん
仏さん
ありがとうさま
今の今
腕時計を見ると
午後三時三十三分
もちろん
今も過ぎてゆく
こころを
生きるのは
悲しみや苦しみ
そして
喜び。今は亡き
次兄は
お ....
全部何から何まで良い人なんて一人もいないように
全部何から何まで悪い人も一人もいないんだよな
朝日に苦しまなくなって
でもどこか空虚さが残る
朝食
それを吹き飛ばすような
詩をくだ ....
「 砂塵の水 」
砂
砂塵
//////////・/・/風
刺す 陽は陰 空は、銀の航跡
時間さえ 破壊された瓦礫の街に
休息を微塵に許さぬ 爆音の響き
怒号 号 号 号
....
スムージーを飲んで
朝をピンク色にしてみせる
夏の光がこの部屋に入り込み
想像をはるかに超える暑さが
今日もまた砂漠のような街へ
私を誘う
だから朝はスムージーを飲ん ....
○「人間ファースト」
人間に食われるために飼われている
牛 豚 鶏 魚┅┅
我々人間は
他の動物の命など
ただの食料としか見ていないのだ
どんな動物も
たった一つの命なのだ
一回しかな ....
屋形船に乗りたい、と
あなたが言うので
わたしは台所に
船着場を作ることにした
ホームセンターや森で
材料を集めて
冷蔵庫は多少
使い難くなったけれど
何とか船着場が出来た
....
僕はいつもの川べりの道の
橋の下の空間を くぐり抜けた時
心の中が妙にリラックスしたのはなぜだろう
そして人や犬が辺りを走り回っていた
石畳の上には日が差していた
強烈な日だ 焼け ....
お気に入りのものはありますか
それは今欲しいものですか
自分に足りないものですか
恋する心が欲しいですか
愛されたいですか
欲しいものは何ですか
....
長い時間をかけて
ひとつ ひとつ
ピースをはめて
綺麗に出来上がりそうになった時
ひとつ ふたつ
ピースが無くなっていたことに気づく
決して埋まらないその穴は
いつまでも
....
集団が数の正義だとしても
それは私には関係ないことだし
今まで通り
分かりやすく
あからさまに虐めれば良いのだし
聞こえるように悪口を言い
声高に嗤えば良いです
それが、群れが団結す ....
建前と本音が
ずれる時
建前で賛成しながら
本音では文句ばかりの僕を
許さなくていい
建前で綺麗事を言いながら
本音では下心ばかりの僕を
許さなくていい
外側じゃなく
内側 ....
此の空漠の地に
影像だけ現れては壊死し続ける、
絶えず垂直に降り注ぐ霊雨
、
人の魂に永劫の眼を刻み込みながら
魂の内に宿り今一つの生動する思惟の
人の心眼見開かれる ....
わっと沸いた群衆の
笑い声が刺さる
関係ないのに
関係ないからか
苛立ちを覚える
さみしい
だけだろうか
仲間に入りたいかといえば
嫌だ
暗澹たる気持ちが
重症化させる
誰かの無 ....
ベッドに潜り込んだ状態異常の夜はすんなりと眠りに連れ込んではくれなかった、考え過ぎかもしれない、昼間気温が高過ぎたせいで身体が落ち着かないだけかもしれない、けれどいずれにしても結局眠ることが出来ず、俺 ....
初夏のやさしい
太陽のヒカリが
ココに降り注ぐ
歩道は銀色に
眩しくヒカリを
受け止める
カップルが手をつなぎ
すこし恥ずかしげに
目的もなく、歩き回る
ここは君との
....
人は狂う、なぜ
太陽がまぶしかったから
くらくらする
そうね、熱中症ね
原初、女性は太陽であった
なるほど、おまえのせいだったか
そんなことないよ
大丈夫だよ
ちょっと ....
梅雨の晴れ間に
見たことのない虹を見た
太陽の周りにくっきりと虹が囲む
「縁」と「円」が同音で同義語のような
丸く温かい「和」と「輪」と「環」を点で結んで
カーブを描いて 輝きが踊り ....
夏空が青く呼びかけるから
今日はノースリーブのワンピースを着よう
名前もしらない花々に挨拶し
サンダルで出かけよう
冷えたいろはすの桃を片手に
結露するほどの冷涼さで
火照る頬を潤しながら ....
今日から一ヶ月ほど
毎日詩を投稿しようと思う
7月中旬あたりまで
その分申し訳ないことに
他の人の詩を読む事が減る
一日一度投稿しないと
銃で撃たれる覚悟で
投稿する
切羽詰まらせてい ....
おとつい買ったばかりの
ミドル丈のレインブーツ
人気のない舗道に目をやりながら歩く
おおきな水たまりもへっちゃら
雨はアジサイの植え込みを揺らして
色づく花房に打ちつける
....
○「心」
良いほうへ良いほうへ願っていると
良いものを引き寄せてくる
悪いほうへ悪いほうへ思っていると
悪いものを引き寄せてくる
心は磁石のようなものだ
○「心の健康」
笑いは 薬
....
「ハハッ!」
今日もぼくは、そう言った。
カメラがないはずの部屋でも、つい言ってしまう。
それはもう、条件反射みたいなもので、
もしかすると、脚本に書かれてるのかもしれない。
そう、脚本 ....
僕の足元で光る色
渡る度に染まって僕を元気付けてくれる
時には喜びの色
時には哀しみの色
人それぞれの人生を歩いてゆく
役と云う七色のマントを纏って
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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