[108]松岡宮[2006 08/10 00:42]
です。

 わたしが失業保険を取りに行ったときに行った、大森。
 ハローワークのある、あの大森がこんなに美しく描けるとは・・・
 というわけで少し引用します。


 今日一度も 
 太陽光を浴びなかった悲人か嬉人か
 どちらにせよ
 僕の
 この指にいざ
 山手線の緑の指輪が
 するりと抜けた
 僕の
 この指とぉおまれ
 今から 
 大きな森
 へと誘う
 指輪から少し南の
 蒼い鉄の川のほとりの
 酸素度数の高い
 僕のうまれた場所は
 大きな森

    「大きな森」より

 知っている場所の詩、というのは、とても親しみを感じさせてくれるものですね。このような優れた詩に出会うことで、なじみの地に新たな風が吹いてきたように感じられました。

<レビュージャパンにアップした文章を一部改編>
松岡宮
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