[393]高橋良幸[2016 05/12 08:31]
散文詩として情景に深みを持たせるか、行分け詩として神様と家族の有りようを繋いでいくか、より良くするには2通りの方法があるのではないでしょうか。後者の場合は、うまく組み込めなければ4連目は不要な気もします。

<2>
前回有った鉤括弧問題について、今回は7連目には鉤括弧があったほうが良いように思います。理由としては、
1.主語がはっきりしていること
2.
・私も「よろしくお願いいたします。」 なのか、
・「私もよろしくお願いいたします。」 なのか、
読みにつまづきを与える可能性があるためです。(ねまるさんは読みの冗長さの有用性を指摘されていますが)

また、るるりらさんが指摘されている
>都心へと続く田んぼの中の線路。
は私はこのままでも良いと思いました。「線路」の体言止めが何を想起するかは人それぞれだと思いますが、「続く〜線路。」の組み合わせは私には消失点を想起させ、この表現のほうが広がりがあるように感じます。その後の父の動作との間に、もう一行視点を遠景から近景へ移行させる何かが欲しい気がしましたが。
以上です。
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