[106]チアーヌ[2005 10/27 19:39]★3
いたりすると、夜、おじいさんがそのマンションの屋上に立っていたり、歩いていたりするのが見えるときがあるということなのでした。
その、「夜屋上に立つ杖をついたおじいさん」を見た、と言う話は、業界内にひそかに広がっていたようです。ほんとかどうかは知らないけど、その話にはまことしやかな尾ひれがついていました。その物件にまつわる噂話です。
そのおじいさんというのは、その物件の立っている場所のもともとの地主で、農業をしていたというのです。でも、国道沿いで場所がよいので、商売をはじめてみようと一念発起、その物件を建てたのだけど、商売は失敗、土地ごとみな他の人の手に渡ってしまい、気落ちしたおじいさんはその物件の屋上から飛び降りて死んでしまったというのです。
まぁこの話が全部本当かどうかは知らないのですけど、確かにそこのテナントは何が入っても長続きしませんでした。
ちなみにテナント料はけして安く無かったです。
かなり都市伝説っぽいね。都市伝説だったのかなー、たぶんそうだなきっと・・・。
そういう話は、たまーに転がってました。物件にまつわる都市伝説。みたいな話。
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