作者からのコメント
りつさん、ありがとうございます。
室町 礼さん、ありがとうございます。

共同体で思い出したことがありました。
アメリカの兵士の話です。
軍隊に入ったばかりの人は、戦場で育ったわけではないので、人をなかなか撃てない。
でも、戦場で仲間が撃たれていくなかで、だんだんと人を撃てるようになっていくという話です。
仲間が撃たれていくなかで憎しみ。
殺らなきゃ殺られるという恐怖のなかで、人は人を殺すようになっていく。

集団での個人の意志がどれほど尊重されるがというと、その集団が大きなものであればあるほど、尊重されなくなっていくでしょう。
戦う集団は悪いのかというと、良くはないと思います。
それでも多様な状況があり、また色々な人がいる。
そのなかで、争いが起きた時に、それはいけないことだと断ずるのも違うとは思うんです。
問題が起きた時に、痛い思いをしなくてすむ選択もある。
ただ感情の波のなかで、暴力という手段をとることも起こりえる。
それはありえる。
ありえるけれど、暴力をふるう人は嫌われる。
暴力をふるわない人と暴力をふるう人は、だんだんと相容れなくなる。
暴力をふるって、それで瞬間的に得な状況がつくれても。
それは孤立につながる。
孤立はゆるやかなフェードアウトになる。
暴力の行き着く先は、やっぱり破滅だと思います。

どうしても破滅したいなら、それはやっぱり止められない。
残った続けたい人が、新たな共同体を作っていくことになる。
そうなっていくんじゃないかと思います。
現実を見ても。
人が離れたサイトは、過疎化して消えていく。
そこから派生して出来たサイトに人が集まり集団を作る。
新しいサイトも過疎化すれば消えていく。
共同体の中身も移り変わっていきますね。

そらの珊瑚さん、ありがとうございます。

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