作者からのコメント
>チャオさん
実体験と殆ど同等のレベルで、というのが、まさにレヴィナスの議論の特異なところであり、大きな魅力だと思っています。哲学でそんなことが論じられるのだ、と、どうしても読みたいと繰り返し取り組ませるだけの、独特の力を私はレヴィナスに感じています。
「他者」を介入させることは、ある意味宗教思想一般の特徴なのかとも思いますが、それを哲学の枠組みの中で、有意味なものとしてストレートに表現した、その辺にレヴィナスの独自性があるのではないかと思っています。
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