ポイントのコメント
[佐々宝砂]
ところで「詩」と「詞」の違いをご存じですか? 「詞」には志がないけれど「詩」には志があるんだよ、漢和辞典でお調べなさい。私がポイントをいれるのは、私があなたの信者だからなどではない。これが未詩・独白にあるゆえ掲示板で批評するわけにはいかない、そして私がものすごく私信・メールを苦手とするためあなたに直接私信するわけにはいかない、そこで私はあなたに対するコミュニケーションの一手段、挑戦状としてポイントをいれているわけだ。まだ書き直すだろうから、信者とみなすな、むしろ敵とみなせ。
追記。なんだ意外と突っかからないんだなあ。もう少し期待したんだけど。基本的に、期待しなきゃ、ポイント入れたりはしないよ。
さらなる追記。ポイントというものがそれなりに重視されるこの場で「ポイントは要らん」と断言するのは、それなりにひとつの手法。アンドレ・ブルトンが「これは詩ではない」という詩を書いたのとはちょっと意味が違うけど、とにかく、ひとつの手法。作者が「手法なんかじゃなーい」と否定するとしても、疑いなくひとつの手段であり問題提起である。私はそれを責めるのではなくて、いちおうたいしたもんじゃん、と思うわけです。つか私はその問題提起にポイントを入れたわけです。詩のイキオイではなく、詩の志にでもなく。「ジンライムよ」というのがあなたの作品にあったけれど、あれももちろんひとつの手ね、ジンライムさんを気にしている人も当然あの詩を読む。そこで、読者が増える。というわけで、計算してるのか天然なのか知らないけどご立派、と思ってのポイントなわけですが、どこまで計算かわからないから挑発してみたのでした(個人的に閑で退屈だから遊びたかった、というのもある)。なんか天然ぽいのでちょっと残念。ところで、佐々宝砂は「私の詩にポイントを入れてはいけない」という文章を散文カテゴリに投稿しています。この手は私が先に使った(そんなことで威張るなよ、おい)。
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