ポイントのコメント
[とうどうせいら]
恋愛には、いろんなできごとがあって、振り返る時に、 楽しかったなで終わるものと、 悲しい切ないきもちがこみ上げるものとあるけれど、 この詩は、起こったこと自体は後者のようだけれど、 別れのあと、いろんな時間やきもちを積み重ねて、 すこしずつ自分の経験した時間を受容できるようになっていったという、 感じのする詩でした。 最初からあたたかな思い出だったのではなく……。 慈しみのきもちを感じました。 これだけのテキストで、背景まで想像させてしまうところが、 すごいなぁと思いました。
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