ポイントのコメント
[鵜飼千代子]
わたしは批評家嫌いで、詩は詩としてほっておけ!という派(なんてあるのか?)なのですが、アラガイさんのこのお説を伺うと、なんだか批評も気になりました。批評を書くということは、自分の詩で隠すことにまで他者への論で踏み込むのでしょうから、自分の詩の未来を考えるとあまり書きたくありませんね。その代わりに、詩人について述べるのかな。 けれど、「詩は詩だけでいい」というのも、「詩の批評は詩人に触れず作品について書く方がいい」というのも、ディープな詩の読者か、詩の読者としてまっさらで単品(詩)でその世界に拐われちゃうような読者向けかもしれません。 詩なのか言葉なのかわたしには区別はわかりませんが、ひとまとまりの平易な言葉の群れ、そのひと束ごとに解説があると、解説を覚えたり、解説に感動したりするんですよね。自分では言語化出来なかったもやもやの答えが書いてある。解説が納得出来ないケースもあるでしょうし、作者自解だと「解説するな!」という感想もあったりしますが、作品ごとに解説がついている詩は気の毒な気がします。これもアンソロジーなどでしたら、一概には言えませんが。 そんな「それならどうしろというの!!」と言われるようなコメントを、賑やかしに置かせていただきます。(笑) ***追記*** しかり。「鵜飼千代子」は本名なんですよ。鵜匠とは関係ありません。読みは「ウガイ」と濁ります。宜しくどうぞ。
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