ポイントのコメント
[鵜飼千代子]
高校生の頃、夏目漱石は展開がのんびりしていて、せっかちなわたしは最後まで読めなかったのですが、何かのきっかけで高3の時に読んだとき、担任に「今頃夏目漱石を読んでいるなんて恥ずかしいのですが」とか、言ったんですね(笑)かっこつけて
そうしたら、担任の日本史の独身仕事バリバリの女教師なんですが、「最近は受験の為に、サワリとラストと要約の暗記をする生徒が多いから、通読したのはたいしたものだ」と真顔で言われて恥ずかしくなった覚えがあります(笑)
十数年後に、その教師と親しかった、わたしを教えてもいないのに委員会活動でお世話になって、落第しそうな英語を自分の時間でみてくれた先生に、わたしのことで来ていただいて、その後一緒に食事をした時に、その担任が「卒業させるべき生徒だ」と、他の先生方の、夜間部にだとか、落第、だとかの評価を突っぱねたという話を聞きました 「丸々先生の評価は正しかった」と。あたりが優しい先生は裏心がある時もあるし、学ぶ時期に、何かまっこうから自分と向き合ってくれた先生がいたことに感謝します わたしは、てれんてれんしていたのですが(笑)
夏目漱石が出てきて、そんなことを思い出してしまいました^^
ありがとうございます
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