ここは「外国」であり、現在は「戦争中」である。/ななひと
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「寓話」「風刺」という方法があります。最近、フォーラムに、そうとは書いていませんが、そういった種類の投稿が散見されます。「寓話」「風刺」が流行るのは「戦争中」です。なぜなら、「戦争中」に下手なことを言うと牢屋にぶちこまれる。だから、正面切って攻撃をせずに、批判する人を何かに置き換えて、創作をする。これが「寓話」「風刺」の方法です。
「寓話」「風刺」が出ると言うことは、現代はまさに「戦争中」なのです。人はそれをわかっていない。ただ、私は「戦争が起きていない時などない」と思っていますから、これは普通の出来事です。しかしみなさんは知ると知らないとに関わらず、「戦争詩人」になっている、ということを自覚すべきでしょう。ここでいう「戦争詩人」とは、戦争に関する詩を書く人ではなくて、戦争という状況に巻き込まれて詩を書く人のことを指します。
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