ノート(創鳴史記)/
木立 悟
羽のうしろに光がいて
羽が光を振り向いたとき
ひとつの石の眠りのなかに
数千万年の微笑みがあり
光だけが咲く庭の
短い歴史に埋もれたのだと
前
次
グループ"ノート"
編
削
Point
(7)