ノート(創鳴史記)/木立 悟
 



羽のうしろに光がいて
羽が光を振り向いたとき



ひとつの石の眠りのなかに
数千万年の微笑みがあり



光だけが咲く庭の
短い歴史に埋もれたのだと









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