一億、総詩人社会/高橋良幸
りで作るわけでありますが、
ピントを合わせて作るのが、どなたの世界が見えるようになるのかということにおいてはですね、
いずれにせよ「度を、合わせてください!」などと言われて何度もレンズを調整をしておりますと、
それが良いことなのか悪いことなのか、混乱してきた、というのが詩人ではないかと思うに至るのであります
(と、これもソーリのおっしゃったことで、いまさら混乱と言われてもわたくしも困ります)
混乱しては困りますので、そこを分かり合えたことにして同じメガネをかけてしまえばですね、
右、左にかかわらずどの詩人も、憲法第9条がどういうレトリックなのかにつきましても、
口をつぐんでいるわ
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