【批評祭遅刻作品】殺し、やわらかい雨の中で(山茶花オクリ讃1)/渡邉建志
 
カに、ハミルはわくわくした試しがありません。ただ
ムスカのチンピラぶりったら、いつぞやに自販機の前に車を停めたときなど酷く、
冷却器のブーーーン、に「車を出せ!」と怒鳴れば、目玉を剥ききって気絶するこ
とがありましたし、眼科ひとえにはその後も2回通っています。不憫であるとは同
情を強いることです。

名言とでも言うべきなフレーズがたくさん出てきてわたしはわくわくするのですが、それにしても「係です」なんていう動詞が最後に待っているとは思わないで「ときには、」周辺を読んでいるわけですよね。そのわからなさはほんとうに、チンピラぶりったら、あたりで知らんがなと軽率なわ
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   グループ"フレージストのための音楽"
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