罪の意識/狩心
コーナー青コーナー
道端の木々、硝子の鏡の中、マンホールの奥に流れる下水の臭いと、その終着駅の為に
ありとあらゆる場所に風船が
括り付けられて排除する
頭がか弱い勉強机の先に
灯台下暮らしのように
おお、指先がどんどん細くなっていく
別に僕は誰も愛撫しちゃいない
別に僕は空を飛ぶ傍観者でもない
ファンタジーの中に生まれた だからこそ 僕らは実存に向かって飛び火する
おお、罪の意識について
その肌年齢と
肌のアフターケアについて
洗顔料の中に混ぜた
発展途上国の毒薬について
おお、ミステイクの連続は
衆議院で可決された
各社一斉に走り出した
お尻のパフォーマン
[次のページ]
前 次 グループ"狩心 no まとめ 【 四 】"
編 削 Point(3)