as if/ウデラコウ
でも転ばないように 痛くないように
逃げていては 決して朝日には追いつけないよ
指先から伝わる熱が 僕にそう告げる
そして僕は その熱に誘われるように あの太陽が飛んでいった先を見つめた
その先は 光さへ見えなかったけれど
何かが僕を 呼んでいるような気がして
どうにもこうにも 走り出したくなってしまうんだ
あぁ 君の言葉に 騙されて あと少しだけ走ってみようか
そうすれば あの太陽の光が届くとこまで いけるかな
暗闇を抜けて
青空が広がる 朝へ たどり着けることができるかな
君が掴んだ手に 少しだけ 力を込める
君がもう一度 僕の手を 握り返したら
それを合図に 走り出そう
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