かまくら/加藤泰清
 
ラ散歩する日々
朝になっても寝転んでぐうたら
寒くなって起きてみれば外はすっかり真夜中だ
仕方ないから起きてみようか、動いてみようか
とりあえずかまくらでもほってみるかとほっていたら
タマキンがちぢこまって、股が冷たいし擦れて痛いから
中途半端なかまくらの狭い穴のなかで丸まって
ぴくりとも動かないで死んでるようだ
しかし小便だけはどうしてもでるようで
タマキンかいて騙しだまし寝ていたが
結局小便漏らしてしまった
カッコつけてタバコ吸ってみてもこの臭さはどうにもならない
だって、だって、だって


(俺の使う訛り言葉を
改造、改悪した言葉を使った詩です。
インチキ東北弁です。
だれにも通じないですよ。多分。)



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