私的「詩とは何か」/青色銀河団
 
いう表面を覆い流れるイメージとの結びつきがとても視覚的に想像しにくい気がするのです。わかりにくいのです。直観ではとらえにくいのです。でも何かが象徴的に隠されている気がします。そのわかりにくいことを、そのままで飲み込んだとき、無意識領域で何か波紋が広がるような気がします。
きみの沈黙の舌からおちてくる痛苦

もそうです。「沈黙」と、饒舌をイメージさせる「舌」との結びつきがやはり直観では何かはわかりにくい。また「舌からおちてくる」という部分。これも先ほどと同じように「おちてくる」ためには舌の下に空間が広がっていなければなりません。でもあまり舌をつきだしているようには感じられない。だから目に
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