洗面器と親父/atsuchan69
よ
あのホテル、父さんの表の顔だろ?
Pの顔は蒼褪めていた。
「か、母さんはどうしてる・・・・?
「ホストのお兄さんと、外国へ旅行中
「そうか、ううっ・・・・しんどいナ
とにかく金はやらん。早く帰れ!
「ちくしょう
僕は、かっとなって
洗面器をPの顔に被せた
机の上にドス黒い液体が零れおちる
やがて床に洗面器がころがって
血まみれのPの顔が覗く
「ぐっぐ・・・・なんてことするんだ
あっかんベー
ざまーみろ、P//
※この詩はフィクションであり、登場する人物、団体などはすべて架空のものです。
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