空洞/DirectConnection
れた
甘い罠だらけ
罠に掛かり傷を癒しては
また違う罠にはめられる
意地悪な光は幾つもあり
様々な色で木漏れ誘う
始め見えてた光も時と共に薄れ
今は蝋燭の灯火の様
それでも、信じるしかない
その消えそうで消えない意地悪な光を
後もう少し・・・後もう少し・・・
その歩みを止めないで歩いている
ただ、その意地悪な光を信じて
今日も僕は明日へと向かう希望を信じて
意地悪な光を頼りに彷徨う
必ず洞窟から抜け出し
誘われし意地悪な光の先に
見える結末を信じて
心の空洞が満たされるまで
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