愛されない孤独。。。/Lily of the valley
 
ました。
妹は、とても誇らしげな表情で、ボクを見ていました。
更に父は、『後お前が役に立ちそうなことと言ったら、親戚の誰かと結婚して、とっとと子どもを作ることくらいだな。お前には何も期待してないが、子どもになら期待できるかもしれんからな。』と言った。
ボクの部屋にあった、ボクの荷物たちは、次々に隅の方へと追いやられてしまいました。
ボクが、何をしたって言うのでしょう。。。
次の日、ボクは自宅から5駅ほど離れた、逆瀬川に居る兄を訪ねました。
兄に全ての状況を話して、ボクは少し眠りました。
目が覚めたとき、兄は仕事に出掛けていて、テーブルにあった書置きどおり、食事をして、兄の帰りを待ちま
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