おやすみろけっと/
 
                   街を見下ろして



                 雲を突き抜けて





               突き抜けていって

                  ぼくは




                   どこまでも


                  どこまでも



      太陽が一番まぶしく輝く夕暮れを




                     空を


                   僕は






                  飛び出して





                茶色の屋根から

                   濡れた視線と身体がひとつになると




                乾いた空を見上げて









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