2006.10.29 「Dearみさこさんへ」とかきたくなったよ日記/初代ドリンク嬢
 
いました。
 
私は小さな家でも家族が食卓を囲むことを選びました。子どもとテレビを見て笑うことを選びました。月に一度のファミレスでの外食がスペシャルなことに思える生活を選びました。ユニクロの700円のTシャツを買えて大喜びする生活を選びました。 
 みさこさん、お元気ですか? 
私はみさこさんと何度もお会いしているのにほとんどお話した記憶がありません。でも、一緒にいるとき私はとても心地よかったのです。黙っていられることは、無理してしゃべると涙ぐんでしまう私にはとても好い空間でした。みさこさんはとても美しく御飯を食べていました。私は相変わらず、人前で御飯を食べるのが苦手です。 
みさこさん
ブルーテント村で暮らせるのはみさこさんだからできるのだと思いました。 
 みさこさんの本を読み終えた夜、私は25年前に死んだ父を思い出して、少し泣きました。 
また、いつかどこかでお会いできるでしょうか? 
みさこさんがキクチさんに宛てたように。 
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