mortor seven7five5zer0/水町綜助
最後はハレイションダックテール
だけど忘れない僕が生まれた街のにおい空気の固まりがぶつかる衝撃と感情まっすぐな北に向かう国道西に見えたブルーオレンジブルーの空と雲とその境目君の部屋の横をすり抜けたからうっかり僕は足を滑らせ足に切り傷を作ってしまったまだ跡は白いまま道のずっと向こうとなり街までつづく街路樹そのせいで僕は何度も消えて立ち並ぶ街灯がつくる僕の影はうしろからまたあたらしく現れて前の僕を抜き続ける針も七千を過ぎれば
だから欲しいのは小さな青い爆発だけ
あとはしらない
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