ひきだし/アンテ
 
たゆすると
びんがぶつかるおとがした
あしたはちゃんと
かぎをどこにしまったのかみていよう
なにげなく
わたしのつくえのひきだしをあけると
びんがみっつならんでいて
とうめいなみずがはいっていた
のどのおくが
きゅうにぎゅっといたくなって
おねえちゃん
とよんでもこえがでなかった
ひきだしをそっともとにもどして
ふとんにもぐりこんでも
めがさえてぜんぜんねむれなかった
とつぜん
おねえちゃんがいつものように
ふしぎなことばでねごとをいって
ねがえりをうった




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