ため息は/
哀音
あぁ
真っ黒い 石かアレイか何かを
飲み込んだらこんな感覚だろな と
案外覚めたあたまが 考えてた
確信という絶望を
受け止められたということなのか
あの人の生活に
私の陰は指していないのだという確信
絶対に受け入れられないと思った
さっさと受け入れてしまいたいと思った
仮定という希望さえ持った
突きつけられた確信
揺れ不安定な 何も変わらない私
あぁ
ため息は
黒
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