わたしのばしょ/玉兎
 

あしたの むかう さき なんて わかるはずも なく
おもはゆい きもち やみにてらされている

めをとじれば  わたしは どこにたっているのだろうと ふあんになる
そらをみあげれば わたしは そのまま そらにのまれそうで ふあんになる

わたしは わたしのそんざいが ふあんなのだろう

そして わたしはここ、と ノックするおとを きょうも わたしは きいている


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