文学史的演説/ダーザイン
 
、人様に何がしかのリアルな生の強度を伝えうる作品、それから、詩情・抒情の復権(古臭い詩を書けと言っているのではない。二一世紀の抒情詩を創造するのだ)、これだけだ。陳腐な奴はいらない。極端な人よでてこい。これって、芸術にとってあたりまえのことではないのか? そのあたりまえのことができないから凋落したのだ。半端な野郎はオカマバーにでも行ってくれ。
 文学極道には意欲のある人たちが集ってきてくださり、毎月、上記の意味で優れて本来的な詩を「月間優良作品」として発表させていただいている。 惜しくも年間の選に漏れた人たちも、月間優良作品に入選している人たちの作品には傑作が多数在る。年間各賞の発表を「狼」誌上
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