invisible iris/
ウデラコウ
方が目指すその地にこの花達が再び根を下ろすように。
流れる雨を 拒むことをせず
吹きすさぶ風を 避けることなく
私は此処に立って
触れることのない貴方へと向ってそっと 手を差し出す
握り返されることを望むのではなく。
但 その先に貴方が求めたヒカリが満ちあふれるようにと
祈りを捧げるために。
見えない 虹が
いつの日か 私達を一つに還すまで
私は 此処で
貴方を 願う
見えない 虹が
いつの日か 全てを一つに還すまで
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