突発即興詩会ログ(01/07/2006)/遊羽
 
味気ない季節がくる
アルコールは駄目でもね
僕は気心のしれた人たちと飲むのが好きなんだ

ロマンの欠片がなくても
ただそこに誰かが居るだけで
淋しさが跳んでいくよ

宴の後にひとりぽっちになった後
次のパーティーはいつだろう
ってわくわくする

京子さん
だんなのことは忘れないみたいだな
それでもいいんだ

夏の街に繰り出そうよ

赤い金魚みたいな愛嬌だしてさ


「夏の訪れ」(海月)

足音を立てず
僕の傍にやって来て
その温もりを見せ付ける

少しだけ傍に居てやる

無駄な命令をするから
僕は足早に君の傍を離れる
その心地良いクーラーの中へ

だけど、付いて来る

逃げる
来る
逃げる
来る

輪廻の果て
気づけば君は居ない
去年の夏の訪れ
そんな日が合った事を思い出す
今年の夏の訪れ

2006年7月1日深夜、突発即興詩会を行いました。アップが遅れたことお詫びします>関係者各位





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