電車の中でも暑さは変わらない/海月
、とても思えなかった。
満員電車のピークは突然に終わりを告げる。渋滞の先頭に来た様で速度を高めえて車は走れる様になる。僕の降りる駅は、そのピークから数駅後に待っている。何にも形を変えずに其処に在る。その数駅は、いつも涼しいのですが、今日は暑かったです。その理由は、目の前の座席に座る。女子高生問題がありました。短いスカートで寝ているのですから、パンツが見えそうになるのです。電車の振動に合わせて、足も微かに開いたりして、見えそうです。例えるのならば、表面水力で溢れそうなコップに入った水状態です。後一押しで、全てが零れてしまいます。つまり、大きな振動が一つくれば、見えてしまう訳です。目は何処を見て良いか分かりません。見たいけど、見てはいけないと、天子と悪魔が戦います。その度に額に嫌な汗をかきます。つまり、今日の暑さは電車の中でも暑さは変わらない。そんな風に思えてしまいました。
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