シャロウアンバー/
明日殻笑子
静かな その時眠りたくて
まばたきのように あなたから目を逸らした
溢れる 光に頬も緩み
輝く季節が いつも僕の味方をした
すべらせた手の愚かさを 知ったその瞬間から
千の笑顔がナイフになって 苛む
やがて冷たさで目を覚ました
僕以外何もない虚ろさに
さっきまた何か落とした音がしたのさ
凍える明日の些細なひとふきで
影も残らない愛しさよ
残り火に火傷してすすけた
掌に何を望む?
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