「終わり」がわからなかった/クリ
 

長い長い小説をもし書いたとしたら、きっと
最後の一行は「つづく」とするだろうな


詩人たちはあることを知っている
決して終わることのない詩があることを
いつかそれを自分が書き始められる
それを信じて詩人たちは、書く


しかし今はまだ、この詩も終わらなければならない
それがちょっと寂しいけれど…


                        Kuri, Kipple : 2001.03.06
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