僕の無力さと君の孤独/ジム・プリマス
 
君の肩が弧を描く

君の肩が弧を描く

君の孤独を綾どるように

拙く

淡々と

おぼろげな輪郭が

浮かび上がる

その姿は

どこか滑稽で

どこか悲しい

誰でも痛みを感じるように

たとえそれが

互いに触れることの出来ない

遥かな距離に隔てられていても

僕はそれを

ただ眺めているだけなんだ

窓の外から

何も出来ないまま

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