この場所に part2/do_pi_can
いたるところで,
吐き出してやる
怒りを
気がついたら,まわりが夕焼けより真っ赤やった
あれから
どれくらいの年月が立ったろう
今でも,あなたは,あの日のままで,
あの愛らしい笑顔のままで,
僕の心の中にいる
目を閉じると,
閉じる目があればだが,
あなたの笑顔が浮かんでくるはずだ
あの方のお年がわかったときには,
もう遅かった。
もう,その時には,わたしは,
あの方が好きで好きでたまらなくなっていた。
お母様がとめるのも聞かずに,
お弁当を持って,あの方の研究室に通ったものだわ。
この街を離れる事もできない。
この街で,幸せだ
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