イカレ女の理由/
むらさき
から
太陽が
無垢な顔して
ぎらついているのが
怖いので
詩を作ります
(晴れ、の日にこそ
傘を差すべきなのかも
しれませんね)
ところで
そこの
寝床に寝そべる
一人の男性に
さっきから
わたくしの
心臓と
その隣の実が
同時に
話しかけている
その無音は
詩でありました
(せめて
何曜日に死ぬかぐらい
教えて
そして
最後の食事は
誰とするのですか)
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