孵り道/
a.u.i.
んな夜だった
”あなたが元気で生きてくれれば
それだけで、
いいのよ”
と、
母の言葉は
きっとなによりもの願いであった、
そっと沈めるのはもうやめて
殺すためにはまず生かさなければ、と思った
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