新しい詩を書いた/ジム・プリマス
 
駆け抜けて

我は進む


失意と絶望は友

何号も切り結んだ勇者とは

友となり、死に別れもした

燭光の光が見えたとき

真の自由の旗の下

集いし猛者は

山のようであり

森のようでもあった

今日こそ山を大地を動かしてやる

大海を時の声で轟かせて

煮立たせてやる

真の自由の旗の下

我らは進む


その頬を金色に染めて

誇らしげに自由の旗を掲げ

茨の峠を超え

瓦礫の野を駆け

荒涼とした大地を我らはゆく

為政者の大儀など叩き壊せ

偽者の預言者の嘘を退けて

真の真理と自由を求めて

あえてさすらおう

灼熱の太陽

極寒の嵐

を伴侶として

命を賭けるに値する大儀にのみ

命をかけるに値する真理にのみ

この身を報じようと

我先に我らは進む



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