君という確かな奇跡/腰抜け若鶏
 
らくは死ぬまで 何度もこうして歌うんだろう
世界で一番大事な人を選ばなかった そんな馬鹿な男の歌を

未知の世界があんまりにも眩しくに見えた
君よりもっと大事なものが そこにはあると思ったんだ

明日が僕には眩しくて 夢見ることしかできなくて
君という確かなもの ただそれだけを信じていたのに
誰かが何かを言ったって 気に留めようともしなかった
ありもしない馬鹿な奇跡 僕はそれを求めてしまった

時が経つにつれて 思い出すことも少なくなった
君の歌を唄う回数も 前よりずっと減ったよ

僕はもう平気だよ 毎日とても楽しいよ
ただそれでも やっぱり思い出すよ

自分勝手な言い訳でさ 君の優しい笑顔を裏切ってしまったあの日を

明日が僕を待っていて 振り向くことさえできなくて
君という確かなもの ただそれだけを信じていたのに
誰かが何かを言ったって 気に留めようともしなかった
君という確かな奇跡 それだけは忘れたくないんだ
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