海を、見に行く予定です。(日々の垂れ流し処051228.)/A道化
 
ぐっとくる風景。私は白い波うち際だとか静かなテトラポットだとか乾いたヒトデだとか鳥に軽く戯れにされどある程度激しくつつかれたばかりというような一尾の死した魚類だとか遠くに見えるブリッジの柱だとかに海と空の境界線だとかに向かってシャッター切り、寒さ紛らわしてくれるのはゴクリ飲み下したら体へとしんしん浸透しジンジンさせてくださるワイン。時にはしゃがみ時には寝転び時にはひとり笑い歌い呼吸し、生き、シャッター。海の音と酔いが私を耳にし肌にし。ふと、寒さが戻す。けれどまた、海の音と酔いが私を耳にし肌にし。私には、感覚が、あります、ええ、今のところ、質量を持ち密度を有し更に意思を持ち感覚を感覚を感覚を備えています。つまり、幸せ、です。

 と、いうような、28日だった。
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